Act 8 《経緯②:パクッ!× 2》
『 なんか咥えてるぞおおーーーっ?!! 』
『ね・ね・・猫や!』
『仔猫やないかーーーーいっ!!』
しかも・・鳴き声が止んでしもうた・・・
さっきまで、ミャー!ミャー!ミャー!ミャー!と凄い勢いで鳴いていたのに・・
あっ・・・殺ってしもうた・・・!?
「・・・・・・・・」
『 ん?! 』
【 あれ?!! 】
『 ミャ・・ミャー・・・ 』
『ミャーーーッ!!!!!!!!!』
【 生きてるぞーーーっ!!】
『 ミルーーーッ!!!くちを開けなさーーいっ!!!』
次の瞬間!!
【 ぽろ・・】
ミルもビックリしたのか、仔猫を口から放した・・
草むらの上でミャーミャー!言って鳴いているので、 とりあえず生きてる・・ちょっと安心した・・
次の瞬間っ!!
【 パクッ!!】
『 えええええええええええっ!!!!!!! 』
『 ミルーーっ!!ダメーーーーーッ!!! 』
『 放しなさいっ!!! 』 『 放しなさいっ!!! 』
と叫ぶも・・なかなか口を開けないので・・
口をむりやり手でこじ開けて、やっとの思いで仔猫を放させて、
息子に仔猫を持ってもらいました・・・。
to be continued...
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